こんにちは!
今回の「少しでも知れば面白くなる数学の小話」は少し難しいように感じますが、読んでみるとそうでもないので、講師の先生が頑張って書いてくれたブログ、ぜひ読んでくださいね~!
皆さんは数学は面白いですか?…おそらく面白くないという人もたくさんいるでしょう。
僕もあまり好きではなかったです...(苦笑)
しかし、驚くべき関係性で「これがこうなるのか!」や「この分野がこの分野と結びつくのか!」といったことを知れるのは非常に楽しかったです!
中学の図形、高校生以上なら幾何学と呼ばれる分野は現実と結びつけやすい学問で、たくさんの分野と結びついています。
図形から少しでも数学が面白いと思ってもらえるようなことを書きたいと思いました。
そこで、円と球を中心にちょっとした小話を書きたいと思います◎
やはり、円と球は日常生活でもよく見る図形なのでこの二つの当然な性質から面白い性質までを解説するので、最後まで読んでいただけたら喜ばしい限りです(^^)/
①円は正∞角形
中学までに様々な正多角形(例えば、正三角形や正八角形)を学びます。円も実は正多角形の一種なのです。
この図を見るとわかると思いますが正多角形は必ず円の中に納まります。
角の数を無限に増やすと円になります。ちなみに人間がコンパスや定規を使って書くことのできる正多角形に正65537角形があります。もはや円!!(笑)
この性質からπ(円周率3.1415…)の近似が可能です。
たとえば正六角形を使うとπが3以上であることがわかります。
半径1の円の中には一辺の長さが1の正六角形が入ります。正六角形の縁よりも円周のほうが長いですよね。
2π>6 → π>3
これをさらに正十二角形に変えることでより精密な近似を求めたのが、かの有名な東京大学・理科前期2003「円周率が3.05より大きいことを証明せよ。」に繋がります!
いや~、中学で学ぶ円の性質が東大入試の一問になるとは驚き!!
ちなみにこの問題は東大なりの教育に対する理念であり、「円周率は3じゃねーよ!」といったゆとり教育に対する文科省へのイチャモン要望を表したものです。ちなみにこの問題は大学入試の中で当時の最短文の問題でしたが、京大が最短を塗り替えました(笑)
いやあ~~~数学!!!って感じですね(笑)
でもこんなことが分かる講師の先生が教室で授業をしてくれるのは、本当に頼もしいです✌
ここからまだまだ続きます!
次回もお楽しみに~!
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